【大会展望】日大東北、聖光学院を軸にした戦いか
昨秋の県大会で優勝し、2006(平成18)年以来の第1シードとなった日大東北、総合力の高さで8連覇を目指す第2シード聖光学院を軸にした戦いとなりそうだ。
好投手を擁する日大東北は春の県大会準優勝。投手戦、打撃戦でも勝てる実力を実証した。聖光学院は春の県大会5連覇。豊富な投手陣に加え、大技、小技で得点できる打撃力が健在だ。
日大東北と第8シードの会津工が入るブロックは、昨秋の県大会で共にベスト8入りしたいわき総合、福島商の戦いぶりにも注目が集まる。聖光学院と第7シードの福島のブロックは聖光学院が飛び抜けている。ただ、好投手がいる福島、小高工をはじめ福島東などの戦いも見逃せない。
第3シードのいわき光洋、第6シードの学法石川のブロックは、福島工、郡山など実力校がひしめき合う。いわき光洋と福島工は初戦屈指の好カード。
第4シードの須賀川、第5シードの田村のブロックは、接戦が予想される。春の会津支部予選で初優勝した葵や県大会で聖光学院を苦しめた喜多方も楽しみ。
(2014年6月20日 福島民友・高校野球ニュース)
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