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相双福島、成長した“夏” 田中監督に「感謝でいっぱい」

相双福島、成長した“夏” 田中監督に「感謝でいっぱい」

若松商の木村主将に千羽鶴を渡す相双福島の遠藤主将(左)。甲子園への夢も託した=あいづ球場

 会津若松市のあいづ球場で12日行われた全国高校野球選手権福島大会で、東京電力福島第1原発事故に直面しながら相馬農、双葉の連合チームで臨んだ「相双福島」は初戦で敗れた。
 「成長した姿を見せることができた」。相双福島を2年前に指揮した田中巨人(なおと)監督率いる若松商に敗れ、ナインは涙を見せた。1勝に終わった昨夏は双葉の校歌だけが流れた。「今年は2校の校歌を歌う」。最低2勝が目標だっただけに、夏の終わりは早すぎた。涙の理由は敗戦の悔しさだけではない。コールド負けで9回を戦い切れなかったからだ。浪江町出身の大友大輝選手(双葉3年)は田中監督の1年間の指導で「人間性などを磨いてもらった。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。
 相双福島の3年生が入部した当初、「キャッチボールも満足にできなかった」と田中監督は振り返る。それだけに、打撃や守備などを目にして「成長を感じられた」と目頭を熱くする。
 試合後、遠藤広大主将(相馬農3年)は保護者らが作った千羽鶴を若松商の木村健人主将(3年)に託した。「俺たちの分も頑張れ」
(2014年7月13日 福島民友・高校野球ニュース)

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