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会津北連合、あと一歩及ばず 11人の夏「最高の試合」
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【会津北連合―福島明成】延長10回サヨナラで敗れ、涙を浮かべながらあいさつする会津北連合ナイン=信夫ケ丘球場
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ユニホームは違っても最後まで諦めず白球を追い掛けた11人の夏が終わった。喜多方東、西会津、坂下、猪苗代の連合チーム「会津北連合」は、エースの神圭祐(3年)=猪苗代=を中心に終盤までリードしたが、勝利をつかむことができなかった。
本格的な練習を始めたのは4月からで全体練習は週末に1、2度だった。全体練習で渡部彰監督から指摘された課題に各校での平日の個別練習で取り組み、上達を図った。主将の小檜山凌(同)=同=は「やれるだけのことをやったので悔いはない。一緒に野球ができて良かった」と涙を流し、仲間や恩師、支えてくれた家族に感謝した。
「みんなで我慢しろ」。試合中、ベンチから大きな声が何度も飛んだ。守備になるとベンチに残る部員は2人。監督も部長も選手を励まそうと部員と一緒に声を出した。「我々も選手のためにやれることをやろうと思った。勝つことはできなかったが、最高の試合をしてくれた」。渡部監督の言葉が連合チームの絆の強さを物語った。
(2014年7月15日 福島民友・高校野球ニュース)
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