ベンチ前で準備運動に汗を流す聖光ナイン＝甲子園

　９日に甲子園球場で開幕する第９６回全国高校野球選手権大会に本県代表として出場する聖光学院ナインは４日、甲子園練習に臨んだ。
　前夜に降った雨の影響でグラウンドはコンディションが悪く、使えなかったが、ナインはベンチ前でダッシュするなどして元気に体を動かした。斎藤智也監督は甲子園特有の高いバックスクリーンやマウンドの急な傾斜を選手に伝え、打席で目線や上体が浮つかないよう指導した。午後３時から室内での練習を開始。エース船迫（ふなばさま）大雅（３年）ら４投手がブルペンで約３０球を投げ込んだほか、内野手が斎藤監督からノックを受け、捕球動作を確認した。
　午前１０時から予定されていた伊丹スポーツセンター野球場（兵庫県）での練習は雨天中止となり、ナインは甲子園練習の前に宿舎で素振りに汗を流した。
　５日は午後２時から津門中央公園野球場（同）で２時間の練習を行う。
（２０１４年８月５日　福島民友・高校野球ニュース）