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聖光学院、開幕戦に熱視線 甲子園の雰囲気など参考に

聖光学院、開幕戦に熱視線 甲子園の雰囲気など参考に

走塁練習に汗を流す八百板=大阪市・舞洲ベースボールスタジアム

 第96回全国高校野球選手権大会が阪神甲子園球場で開幕した11日、聖光学院ナインは開会式に臨んだ後、開幕戦を観戦した。午後2時からは大阪市の舞洲ベースボールスタジアムで約2時間練習、14日の神戸国際大付(兵庫)との初戦に備えた。
 開幕戦は春センバツ王者の龍谷大平安(京都)と夏準優勝したこともある春日部共栄(埼玉)。強豪同士の一戦は春日部共栄が一回に5点を先制し、リードを守りきった。聖光学院のエース船迫(ふなばさま)大雅(3年)は「甲子園では流れを引き戻すのが難しい。初回はいつも以上に慎重に入りたい」と、甲子園独特の雰囲気や初戦の難しさを参考にしていた。
 聖光学院ナインは開会式前日の10日、兵庫県尼崎市の市立尼崎高室内練習場と奈良県生駒市の近畿大硬式野球部の室内練習場でそれぞれ約1時間30分にわたって汗を流した。
 12日は午後1時から、京都府久御山町のNTT淀総合運動場で約2時間練習する予定。

 八百板が走塁磨く
 台風一過の夏空に聖光ナインのはつらつとした声が響いた。4日ぶりの屋外練習となった11日。50メートルを6秒で駆け抜ける俊足トップバッターの八百板卓丸(3年)は横山博英部長の指導を受けながら、黙々と走塁練習をこなした。
 福島大会決勝の日大東北戦で、八百板は左前打の間に二塁から本塁を果敢に狙ったが憤死した。この反省から直線的にベースを回るよう修正、走塁技術を高めてきた。「甲子園では一つの好機が重要になる」。厳しい試合を見据え、貪欲に次塁を奪う姿勢を見せた。
 八百板はベンチ入りする聖光学院の4投手を相手にした実戦形式の打撃練習でも快音を響かせ、「福島大会よりも体に切れが出ている」と状態の良さを口にした。好投手を相手にする初戦。八百板の出塁が勝敗の鍵を握る。
(2014年8月12日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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