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聖光学院、春季県大会「5連覇」 日大東北を5−3振り切る
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【日大東北−聖光学院】日大東北との戦いを制し、スタンドへ駆け出す聖光学院ナイン=白河グリーンスタジアム
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第66回春季東北地区高校野球県大会最終日は26日、白河市の白河グリーンスタジアムで決勝と3位決定戦の2試合を行った。決勝は、好機に得点を重ねた聖光学院が日大東北を5−3で振り切り、5大会連続7度目の優勝を果たした。3位決定戦は、初回に先制したいわき光洋が主導権を握り、田村に8−0で7回コールド勝ちした。聖光学院、日大東北、いわき光洋の3校は6月5日、秋田県で開幕する東北大会に出場する。出場は、聖光学院が10度目、日大東北が7年ぶり10度目、いわき光洋が初めて。東北大会の組み合わせ抽選会は30日に開かれ、対戦校が決定する。
聖光学院、“秋の雪辱”精神面成長
「連勝記録」を止められた因縁の相手に借りを返した。先制を許した聖光学院だが、冬場に鍛えた精神面の強さがライバル校を退ける原動力となった。「来た球を打つ。ただそれだけを考えていた」
初回、同点となる適時二塁打を放った柳沼健太郎(3年)は、先輩の代から築き上げてきた5連覇に万感の思いだ。殊勲打は、県大会で無失点を続けていた日大東北のエース大和田啓亮(3年)から奪った。
自滅で敗戦を喫した昨秋の県大会から「当たり前のことを当たり前にしよう」とチーム全員で意識、部活動だけでなく生活態度から律した。先制されても、精神的強さを身に着けたチームが動じることはなかった。「(先制点を奪われても)全く気にならなかった。集中して打席に立つことができた」と柳沼は振り返った。準決勝後、大和田の投球フォームをビデオで確認、バットを振るタイミングなどを図った。打席では焼き付けたイメージ通り、甘く入ってきた真ん中近くの速球をはじき返した。
敗戦から一冬を越えて成長著しい聖光学院。柳沼は「東北大会の緊張感を乗り越え、夏への励みにしたい」と意気込む。今回の勝利を自信として胸に刻んだ常勝軍団の今後の戦いぶりが注目される。
(2014年5月27日 福島民友・高校野球ニュース)
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