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日大東北、追撃あと一歩 “強い気持ち胸に”東北の舞台へ
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【日大東北−聖光学院】1回表日大東北無死一、三塁、深谷の犠飛で先制のホームを踏む3走真部。捕手高野=白河グリーンスタジアム
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昨秋の県大会王者として最後まで粘りを見せた日大東北だったが、あと一歩及ばなかった。「粘りの投球を続ける投手を助けたかった」。真部航大(3年)は2安打2得点の活躍も実らず悔しさをにじませた。
不動の「リードオフマン」が、不安定な立ち上がりを見せたエース大和田啓亮(同)を援護した。真部の目にも「大和田は制球にばらつきがあった」という。エースを援護すべく初回、左中間への三塁打で好機をつくり、先制のホームを踏んだ。
上位打線から始まる8回には「(逆転するため)絶対に出塁してくれ」と中村猛安監督から送り出され中前打を放った。2四球を選ぶ選球眼の良さも光った。1番打者の役目を果たしたかに見えたが、真部は「流れを変えたかったのに」と唯一出塁できなかった、中飛に倒れた3回の第2打席を悔やんだ。
敗戦にも「試合を通してチームが一つにまとまっていった」と飛躍のきっかけもつかんだ。「東北大会は絶対に勝ち進みたい」。真部は強い気持ちを胸に東北の舞台に乗り込む。
(2014年5月27日 福島民友・高校野球ニュース)
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