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東日大昌平・藤田が驚異の5割超え チームの絆も深まる
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【日大東北−東日大昌平】3回表東日大昌平1死三塁、同点となる左中間適時打を打ち、塁上で雄たけびを上げる藤田=あいづ球場
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東日大昌平は初優勝を逃したが、昨夏の福島大会から5大会連続で決勝に進んだ日大東北と終盤までシーソーゲームを演じた。今大会24打数で13安打を記録した1番藤田拓朗(2年)は強豪相手の熱戦に「試合を通してチームの絆が深まった」と充実感を口にした。
3回1死三塁、「気持ちで打った」と直球に食らいつく左中間三塁打を放った。藤田の一打がチームを勢いづけ、この回、3点を奪って逆転に成功したが、中盤に再逆転を許した。
「絶対に勝ちたかった」。9回には執念の内野安打。打球が相手投手のグラブをはじく間に一塁へ全力疾走、頭から滑り込んでユニホームを泥だらけにした。
藤田はエースナンバーを背負う投手としても、1点差に迫った7回からマウンドに登った。「逆転を信じて投げた」。右腕は1球1球に闘志をむき出しにして3回を無失点に抑えた。元々は外野手で新チーム結成後、本格的に投手の練習を始めたばかりだが、決勝の舞台で貫禄を示した。
(2014年9月23日 福島民友・高校野球ニュース)
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