選手宣誓の権利を引き当てた長沼の高野隆汰主将（３年）

　希望者５０人の中から選手宣誓の権利をつかんだのは長沼の高野隆汰主将（３年）。「正直びっくりした」と話したが、人生初という大役に「監督や周りの人たちと相談しながら『笑顔』『全力』などの言葉を使いたい」と力強く語った。

　勿来工、残りくじで“挑戦権”
　最後の７０校目となった勿来工がくじを引くまで第１シードの聖光学院の対戦相手が決まらなかった。
　会場がざわつく中、抽選に臨んだ勿来工の合津克明主将（３年）は「（くじを引くのが）残り１０校くらいになった時に（聖光学院との）対戦を予感した」と話した。昨夏は対戦を目前にした４回戦で涙をのんだ。「去年はあと一歩のところで負けた。今年は、県内でずば抜けた強さを誇る相手に、思い切りぶつかりたい」と闘志を燃やした。
（２０１５年６月１９日　福島民友・高校野球ニュース）