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「夏の高校野球福島大会」開幕 78チーム出場、熱戦展開

「夏の高校野球福島大会」開幕 78チーム出場、熱戦展開

甲子園出場を目指し、堂々と入場行進する初出場のふたば未来など各チームの選手=あづま球場

 夏の甲子園出場を懸けた第97回全国高校野球選手権福島大会は9日、福島市のあづま球場で開幕した。新加盟のふたば未来や「安達東・川俣」「好間・四倉」など過去最多となる五つの連合チームを含む78チーム(87校)が出場、熱戦を繰り広げる。
 開会式では、9年連続の甲子園出場を目指す聖光学院を先頭に各校のナインが堂々と行進し、長沼の高野隆汰主将(3年)が宣誓した。開幕試合の1回戦第1試合は福島が6−4で福島西に競り勝ち、12年連続の初戦突破を決めた。
 大会は9〜24日の12日間(14〜17日は予備日。移動日含む)、あづま球場をメーンに県内8球場で行われる。10日は1、2回戦13試合を予定している。

 ふたば未来“新たな歴史刻む”
 緊張した面持ちで入場行進に臨んだふたば未来の選手たち。グラウンドを一歩ずつ踏み締め、学校に新たな歴史を刻んだ。
 試合経験は、いわき海星との練習試合と相双選手権の2試合のみ。実戦不足の不安は残るが、遠藤和明主将(1年)は「あいさつを徹底して元気で負けないようにしたい」と決意を明かす。守備の要を担う遊撃安田卓弘(同)は白河市の親元を離れ寮生活を送る。「硬くならず、1勝を目指したい」と目標を掲げた。
(2015年7月10日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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