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ザベリオ初勝利 猪俣「1試合でも多く勝って歴史つくる」
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【あさか開成―ザベリオ】最後のバッターを打ち取り、ハイタッチするエース猪俣(左)と捕手岡安=白河グリーンスタジアム
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ザベリオは創部4年目で悲願の夏の初白星を挙げた。最後の打者をサードゴロに打ち取ると、バッテリーはハイタッチで喜びを分かち合った。
「1年生ながらよく頑張った」。捕手岡安玲央(3年)は125球を投じた先発猪俣和生(1年)をねぎらった。この試合、正念場となったのは2点リードで迎えた3回。無死満塁のピンチでも「経験豊富な先輩を信頼していた」と猪俣は動じなかった。迷うことなくミットをめがけて投げ込み、2者連続三振を奪うなど無失点で切り抜けた。
頼もしい女房役に支えられ、エースは「1試合でも多く勝って歴史をつくりたい」と意気込む。自信を深めたザベリオが上昇気流に乗る。
(2015年7月11日 福島民友・高校野球ニュース)
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