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“双子バッテリー”打撃で劇勝呼ぶ 本宮、9回逆転サヨナラ
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【本宮−福島南】涙を流しながらサヨナラ勝ちを喜ぶ本宮の主将遼祐(右)とエース慧祐=あづま球場
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本宮は集中打で逆転サヨナラ勝ちした。チームを引っ張る本宮の双子バッテリーが劇的な幕切れを呼び込んだ。2点を追う9回、弟の1番増子慧祐(3年)が左安打でつなぐと、二、三塁の好機で兄の4番遼祐(同)が鮮やかなサヨナラの中前打を放った。
腰痛の影響で万全ではなく遊撃の守備についたエース慧祐。最終回に志願のマウンドに登った時、捕手の遼祐から「バッテリーを組めるのは最後かもしれない」と声を掛けられた。一度は覚悟した敗戦。目に涙を浮かべ喜びを分かち合った。主将の遼祐は「次戦も挑戦者としてプレーしたい」と言い切った。
(2015年7月14日 福島民友・高校野球ニュース)
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