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目立ったサヨナラ、逆転劇 夏の高校野球福島大会・前期
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前期は1点差が10試合と劇的な幕切れが目立った。後期も混戦が予想される
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第97回全国高校野球選手権福島大会は予定通りに日程を消化、13日までに前期日程の1、2回戦46試合を終え、32校が勝ち残った。前回大会の前期と比較すると、本塁打は8本減の9本にとどまった。コールドは2試合少ない17試合。延長戦は変わらず3試合だが、サヨナラでの決着が6試合と逆転劇が目立った。
春の県大会2位の第3シードいわき光洋と第8シード学法石川が初戦で敗れる波乱があった。一方、9連覇を狙う第1シード聖光学院、昨秋県王者の第2シード日大東北、春の東北大会で1勝を挙げた第4シード磐城、9年ぶりの甲子園を目指す第7シード光南はコールド勝ちで好発進した。第5シード東日大昌平、第6シード福島商は実力校との対戦を切り抜けた。
3回戦で聖光学院は春の県大会で20年ぶりに8強入りした相馬と対戦する。同じブロックに学法石川を破った須賀川桐陽や郡山などがそろい、各校が王者にどう挑むか楽しみだ。
日大東北と光南のブロックは接戦を制し勢いに乗るチームが相まみえる。最速147キロをマークした右腕のエース吉羽あたる(3年)を擁する二本松工と、複数の好投手を抱える光南との一戦は3回戦屈指の好カード。9回サヨナラ勝ちを経験した本宮、延長15回の死闘の末、勝ち上がった会津農林も目が離せない。
福島商は安定感が光り、このブロックで頭一つ抜けている。いわき光洋を撃破した白河実と白河旭との一戦や、2戦とも1点差で競り勝った福島明成と福島東の同支部対決にも注目が集まる。磐城と東日大昌平のブロックは、シード校が正念場を迎えそうだ。2試合連続で2桁安打をたたき出した小高工は侮れない存在。昨夏4強の白河と春の県大会で日大東北を破った福島工は接戦が予想される。
(2015年7月15日 福島民友・高校野球ニュース)
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