20日、「16強」激突! 夏の福島大会、4球場で8試合
夏の甲子園出場を懸けた第97回全国高校野球選手権福島大会第7日は20日、福島市のあづま、信夫ケ丘、白河市の表郷天狗山、泉崎村の泉崎さつき公園の4球場で4回戦8試合を行う。シード4校が敗れる波乱があり、残る4校の戦いぶりが注目される。安積黎明、尚志は初の8強進出が懸かる。
9連覇を目指す第1シード聖光学院は2試合連続で5回コールド勝ちと隙がない。一発のあるスラッガーや軟投派左腕を擁する郡山が挑む。2試合計25得点をたたき出した第2シード日大東北は尚志との県中勢対決に臨む。実力校との対戦を切り抜けた第5シード東日大昌平は3戦連続2桁安打と打線が好調な小高工と対戦。そつのない野球が光る第6シード福島商は伝統校の安積と顔を合わせる。
このほかシード校を撃破した白河実は95回大会でベスト4の福島東と、最速147キロ右腕が率いる二本松工は実力校の郡山商とそれぞれぶつかる。35年ぶりの8強入りを狙う福島工と二枚看板を擁する安積黎明の一戦は序盤の攻防が鍵を握る。打線に勢いのある湯本と田村は接戦が予想される。
準々決勝は21日にあづま、表郷天狗山の両球場で行われる。移動日を挟み、準決勝は23日、決勝は24日にあづま球場で実施予定。
(2015年7月20日 福島民友・高校野球ニュース)
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