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福島工、初の決勝はならず “佐藤ツインズ”涙…熱闘に幕
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【聖光学院−福島工】8回表聖光学院1死三塁、ピンチを迎えマウンドに集まる福島工内野陣
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初の決勝戦進出を目前に、福島工の夏が幕を閉じた。双子で戦った福島工の二塁手佐藤優希(3年)と捕手航希(同)は、目標の甲子園出場がかなわず、涙を拭った。
軟式野球の全国大会に出場経験のある父克成さん(44)の影響で小学2年生の時にスポーツ少年団でソフトボールを始めた。以来、いつも一緒にボールを追い掛けてきた。福島工への進学は「たまたま一緒になった」というが、「甲子園に行きたい」との思いは同じだった。
試合中、航希が集中力を切らすと、「しっかりしろ」と優希が喝を入れたこともあった。優希が打撃不振に落ち込んだ時には、航希にアドバイスを求め、復調のきっかけをつかんだ。
チームメートとして苦楽をともにし、切磋琢磨(せっさたくま)してきた2人は「仲間がいたからここまで来ることができた。みんなに感謝したい」と口をそろえる。快進撃を続けた福島工の絆の深さが垣間見えた。
(2015年7月26日 福島民友・高校野球ニュース)
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