【戦力分析】 速球対策に余念なし/投打に抜群の安定感
【聖光学院】戦後最多となる9年連続の出場を果たした。チーム打率は3割7分6厘で、2番村崎龍馬(3年)が打率5割6分3厘、6番西山伸之助(同)は5割5分と切れ目がない。
投手陣は盤石の4人。エース森久保翔也(同)は最速140キロ超の直球と多彩な変化球を操る。右腕今泉慶太(同)は昨夏甲子園ベスト8入りに貢献。捕手佐藤都志也(同)はプロ並みと称される強肩が武器だ。150キロに設定したマシンで打ち込むなど、直球対策に余念がない。
【東海大相模】春センバツ2度、夏1度の優勝経験がある強豪。神奈川大会決勝で横浜を9−0で完封した。
左のエース小笠原慎之介(3年)と右腕吉田凌(同)は最速150キロ前後の直球とスライダーなど変化球を織り交ぜた投球で計46回3分の2を2失点と抜群の安定感を誇る。
神奈川大会のチーム打率は3割8分1厘で、7試合で計55得点と破壊力も随一。4番豊田寛(同)と3番杉崎成輝(同)が打線の鍵を握る。16犠打19盗塁と機動力を絡めた攻撃も特長だ。
(2015年8月12日 福島民友・高校野球ニュース)
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