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緊迫の投手戦、聖光学院がV6王手 福島商に2−1
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【聖光学院―福島商】9回1失点完投で聖光学院を決勝進出に導いたエース森久保=あいづ球場
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第67回春季東北地区高校野球県大会第7日は24日、あいづ球場(会津若松市)で準決勝2試合を行った。聖光学院が2―1で福島商との投手戦を制し、6連覇に王手をかけた。いわき光洋は延長11回までもつれた接戦の末、10―4で磐城を下し、初の決勝進出を決めた。聖光学院は6大会連続11度目、いわき光洋は2大会連続2度目となる東北大会の出場権を手にした。
最終日の25日は同球場で聖光学院―いわき光洋の決勝(正午開始予定)、東北大会に出場する残り1枚の切符を懸けた福島商―磐城の3位決定戦(午前9時30分開始予定)を行う。
粘投のエースに仲間奮起
「強気に攻めることだけ意識した」。白星を手にしながら、試合後に目を真っ赤に腫らした聖光学院の森久保翔也(3年)の姿が、「常勝」チームを勝利に導かなければならない重圧を物語っていた。
「投げるのが怖かった」。県大会前に調子を崩してから登板機会がなく、不安を抱きながらのマウンドだった。1回戦で鈴木拓人(2年)、2回戦で今泉慶太(3年)が準完全試合を達成するなど、盤石の投手陣で背番号1を着けるプレッシャーものし掛かった。しかし、最速139キロの右腕は自身の投球に集中、切れ味鋭いスライダーなどを織り交ぜ、5回までスコアボードに0を並べた。
粘投を続けるエースに仲間が奮起した。「森久保が抑えていたので、何とかしたかった」。1点を奪われた直後の6回、村崎龍馬(同)が左翼ポールに直撃する豪快な一発を放った。斎藤智也監督は「緊迫した試合で(投手として)成長するには、これ以上ない展開だった」と話す。「信頼される投手を目指したい。県大会、東北大会と優勝を狙う」と森久保。期待の右腕が才能を開花させる。
(2015年5月25日 福島民友・高校野球ニュース)
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