minyu-net

スポーツ ホーム 県内ニュース 連載 社説 イベント 観光 グルメ 健康・医療 購読申込  
 
> 高校野球ニュースTOP > 春季高校野球ニュース
 ▽決勝
いわき光洋
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
聖光学院
0
1
0
0
0
0
2
0
×
3
                                            
聖光学院、春季県大会「6連覇」 “王者の牙城”揺るがず

聖光学院、春季県大会「6連覇」 “王者の牙城”揺るがず

【聖光学院−いわき光洋】6連覇を決め、笑顔でスタンドにかけだす聖光学院ナイン=あいづ球場

 第67回春季東北地区高校野球県大会最終日は25日、あいづ球場(会津若松市)で決勝、3位決定戦の2試合を行った。決勝は、少ない好機を着実に生かした聖光学院が3−0でいわき光洋を破り、6大会連続8度目の優勝を飾った。3位決定戦は、初回に3点を先制した磐城が5−2で福島商を下し、7年ぶり12度目の東北大会出場を決めた。聖光学院、いわき光洋、磐城の3校は6月4日〜8日にあづま球場(福島市)開成山球場(郡山市)で行われる東北大会に出場する。聖光学院が6大会連続11度目、いわき光洋が2大会連続2度目の出場。組み合わせ抽選会は29日に福島市で開かれ、対戦校が決まる。夏の福島大会のシードポイントは県大会終了時点で聖光学院、日大東北、いわき光洋、東日大昌平、福島商、磐城、光南、学法石川の順。

 “集中力と堅守”最後まで 
 ここ一番での集中力と鍛え上げられた強固な守備。決して優位な試合ではなかったが、王者の牙城は揺るがなかった。「力だけなら全国の強豪と渡り合える。まだまだこんなもんじゃない」。6連覇の偉業を成し遂げながら、聖光学院の斎藤智也監督が漏らした言葉が「全国制覇」の可能性を秘めたチームへの期待感を表していた。
 打線は4安打にとどまった。だが、強い意志を胸に門をたたいた選手たちが勝利を引き寄せた。「打たれるのは当たり前。思い切って腕を振れ」。マウンドで奮闘する左腕鈴木拓人(2年)を懸命にリードしたのは昨夏の甲子園を経験した捕手佐藤都志也(3年)だった。1点リードした6回には、強肩を生かして、四死球で出塁し二盗を狙った走者を連続で刺した。
 貴重な追加点をもたらしたのは「一緒に甲子園に行きたい」と、佐藤を聖光学院に誘った西山伸之助(同)の一振りだった。この日が誕生日の母由美子さんがスタンドで見守る中「周りの支えのおかげで野球に打ち込める」と勇姿を見せた。
 2人はいわき市の中学選抜チーム「いわき松風クラブ」で苦楽をともにした。当時のチームメートがいるいわき光洋を相手に「自分のプレーに集中できた」と振り返る。「優勝は通過点。どんな場面でも動じない精神力を磨きたい」と佐藤。安定した力を発揮できる心が備われば、夏制覇も夢ではない。
(2015年5月26日 福島民友・高校野球ニュース)

      民友の携帯サイト



 

福島民友新聞 購読ご案内

ご購読のお申込

会社案内
会社概要|▶支社・支局のご案内|▶窓の投稿
広告局のページ|▶福島民友愛の事業団
社内見学|▶移動編集局|▶民友メールアドレス

 民友携帯サイト
   NEWSmart

右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。

QRコード
 

福島民友新聞社
〒960-8648 福島県福島市柳町4の29

個人情報の取り扱いについてリンクの設定について著作権について

国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN