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▽1回戦
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×
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磐城が7年ぶり白星 3回に集中打、山形城北を逆転
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【山形城北―磐城】3回裏磐城1死一、三塁、同点となる適時打を放つ大西。捕手山鹿=開成山球場
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第62回春季東北地区高校野球大会は4日、あづま球場(福島市)開成山球場(郡山市)で開幕した。本県開催は6年ぶり。初日は1、2回戦各2試合を行い、本県第3代表の磐城は8―4で山形第3代表の山形城北に逆転勝ちし7年ぶりの白星。第2代表のいわき光洋は1―6で山形第1代表の鶴岡東に敗れ、2年連続の初戦突破はならなかった。
第2日の5日は両球場で2回戦6試合を行う。本県第1代表で6大会連続11度目の出場の聖光学院はあづま球場の第1試合(午前9時開始予定)で宮城第2代表の柴田と対戦。磐城は同球場の第3試合(午後2時開始予定)で青森第1代表の弘前学院聖愛に挑む。夏の福島大会のシードポイントは第1日終了時点で聖光学院、日大東北、いわき光洋、磐城、東日大昌平、福島商の順となり、磐城が第4シードに浮上した。
大西、強気で3安打
磐城が持ち前の粘り強さを発揮、7年ぶりとなった東北大会の初戦を勝利で飾った。「どんな時でも出塁するのがトップバッターの仕事」と話す大西真平(2年)が3安打2得点1打点の活躍で先導した。大西は「野球は心」「粘り強く」の二つの言葉を胸に刻み、プレーする。木村保監督がナインに言い聞かせているこの言葉は「我慢すれば必ずチャンスは来る」との意味が込められているという。チームは県大会準決勝で敗れはしたが、終盤で3点差を逆転、我慢を重ね好機を生かした。
この日は1点を追う展開となった。3回1死一、三塁で打席に立った大西は内角の直球を強気にフルスイング。弱気になり三振を喫した第1打席から気持ちを切り替え、自分の力を信じて同点打を放った。
「『常に全力プレー 全力疾走』のチームスローガンを胸に、次も思い切りぶつかっていく」。逆転勝利で上昇気流に乗るチームの勢いを象徴するかのように、大西は頼もしい言葉を並べた。確かな自信を胸に、次戦で青森第1代表の弘前学院聖愛を迎え撃つ。
(2015年6月5日 福島民友・高校野球ニュース)
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