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▽2回戦
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聖光学院、2年ぶりに「ベスト8」 柴田に8−2、集中打光る
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【聖光学院―柴田】2回裏聖光学院1死二、三塁、森久保の中前打で本塁に生還する2走藤田=あづま球場
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第62回春季東北地区高校野球大会第2日は5日、あづま球場(福島市)開成山球場(郡山市)で2回戦6試合を行い、8強が出そろった。本県第1代表の聖光学院は8−2で宮城第2代表の柴田を破り、2年ぶりにベスト8入りした。本県第3代表の磐城は7−9で青森第1代表の弘前学院聖愛に逆転負けし、1974(昭和49)年の第21回大会以来となる2勝はならなかった。
第3日の6日は準々決勝4試合を行う。聖光学院は開成山球場の第1試合(午前10時試合開始予定)で岩手第2代表の花巻東と対戦する。
夏の福島大会のシードは聖光学院の第1シードが内定。このほか日大東北、いわき光洋、磐城、東日大昌平、福島商、光南、学法石川の順。
聖光学院、つないだ下位打線
身長180センチ台の大柄な選手が並ぶ聖光学院のオーダー。一発や長打で得点を狙える強力打線の中で存在感を放ったのは、小技を絡め、つなぎ役に徹する下位打線の選手だった。
「後ろにつなぐのが自分の役割」。2回1死一、二塁、身長167センチとスタメンで最も小柄な8番藤田理志(3年)は追い込まれてから、バットを短く持ってファウルで粘った。内角に入った7球目の直球。コンパクトに体を回転させ、鮮やかな右翼線への二塁打で先制点に結び付けた。1点差に詰め寄られて迎えた5回2死の場面では、6番笠原輝(同)が「自分は長打を打てるバッターではない。つなぐだけだった」としぶとく右前にはじき返し、試合の流れを引き戻す貴重な追加点を奪った。昨夏の甲子園を経験した藤田は「自分がゲームキャプテンとしてチームを引っ張る気持ちで試合に臨む」、笠原は「さらに泥臭い野球を目指したい」と頼もしい。
斎藤智也監督は「スモールベースボールの重要性を徐々に認識し始めている。チームを仕上げる段階に入った」と手応えを口にした。「全国制覇」を掲げるチームが、新たな境地に足を踏み入れた。
(2015年6月6日 福島民友・高校野球ニュース)
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