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「夢、現実になった」 須佐選手の吉報に母“大粒の涙”
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須佐選手の五輪出場決定を泣いて喜ぶ母とよ子さん(左)と姉沙織さん=9日午後10時55分ごろ、会津若松市
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カザフスタンで9日に行われた男子アマチュアボクシングのアジア選手権でロンドン五輪出場を決めた会津若松市出身の須佐勝明選手(27)=自衛隊、会津工高卒。地元・会津若松市では、家族やボクシングで汗を流した旧友らが歓喜の声を上げた。
午後10時50分ごろ、「決まった。決まった」。姉沙織さんが経営する飲食店で吉報を待っていた母とよ子さん(51)の携帯電話に試合を終えた須佐選手本人から待ちに待った知らせが届いた。
須佐選手の声に、とよ子さんの目からは大粒の涙がこぼれた。念願の五輪初出場で沙織さんと共に喜びを分かち合った。とよ子さんは「夢を追い続けて現実になって、みんなの声援に応えられてよかった」とわが子の快挙に感激した。
会津工高時代に須佐選手と同じボクシング部に所属した遠藤広大さん(27)は「一緒にボクシングをやっていた人間としてうれしく思う。オリンピックでも上位を狙って頑張ってほしい」と祝福の言葉を寄せた。
(2012年6月10日 福島民友ニュース)
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