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須佐選手が若松帰省 五輪出場を地元で報告
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母とよ子さんに五輪出場を決めたアジア選手権の銅メダルを披露する須佐選手(左)=会津若松市
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カザフスタンで行われたアマチュアボクシングのロンドン五輪最終予選を兼ねたアジア選手権で、初の五輪出場を決めたフライ級の須佐勝明選手(自衛隊、会津工高卒)が16日、会津若松市の自宅に帰省し、五輪出場を家族や知人に報告した。母とよ子さん(51)は「最後の最後でよくチャンスをつかんだね」と満面の笑みを浮かべて須佐選手を迎えた。
須佐選手は五輪出場決定を伝える新聞などに目を通し、多くの人から寄せられた祝福の言葉をとよ子さんや姉沙織さん(30)から聞いた後、スポーツバッグからアジア選手権の銅メダルを取り出し、家族へ披露した。「欲しいのは、このメダルじゃないけど」と話し、集大成を懸けて臨む五輪でのメダル獲得に決意を見せた。
「メダルは大変だと思うけど、一つでも多く勝ってほしい」と励ますとよ子さんに、「五輪には強い人がたくさんいる。ベストの状態で臨みたい」と抱負を語った。
(2012年4月17日 福島民友ニュース)
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