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男子は東和が11年ぶり2度目の優勝 県中学駅伝
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2位に22秒差で11年ぶりの優勝をつかんだ東和のアンカー近内(3年)=西郷村台上コース
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第55回県中学校体育大会駅伝競走は3日、西郷村台上コースで行われ、男子は東和が2001(平成13)年以来、11年ぶり2度目の優勝、女子は若松一が初優勝を果たした。
各地区予選を勝ち抜いた男女それぞれ36校が出場、男子は6区間18キロ、女子は5区間12キロのコースでスタートとゴールは同地点。スタートしてから標高差150メートルほどの坂を上った後、折り返してからゴールまで下るアップダウンに富んだコースで、選手たちは全国大会出場を懸けて火花を散らした。男子の東和は2区でトップに立ち、3区で安積二に逆転を許したが、4区で逆転。5、6区で安積二との差を広げてゴールした。
優勝2校は12月16日、山口県で開かれる全国大会に出場する。優勝校を含めた男女上位3校は11月3日に岩手県花巻市で開かれる東北大会に出場する。
東和、「適材適所」ぴったり
「ペースが落ちるので後ろを振り向くのも嫌だった。ただ、前だけを向いて走った」。東和のアンカー近内弥侑(3年)は人さし指を突き上げながらゴールテープを切り、11年ぶりの優勝をもぎ取った。
選手の特性を生かしたレース展開だった。アップダウンの激しいコース。このコースに合わせ、1、2、4区に「上り」の得意な選手、残りの3、5、6区に「下り」に強い選手を配置した。
15位に終わった昨年の選手が5人残る東和はこの1年、県外の駅伝レースに積極的に参加。全国レベルでの走力強化を図り、4区で紺野響生(1年)が区間賞、1、6区で区間2位の走りをみせ、「駅伝1本」に絞ってきた成果を見せた。
(2012年10月4日 福島を走る・福島民友ニュース)
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