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羽生がフィギュア男子「金」 日本男子初、大会「金」第1号
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「羽生選手の活躍は刺激になった」と話す佑貴さんと翔大君(右)
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ソチ冬季五輪第8日の14日、フィギュアスケート男子で初出場の羽生結弦(19)=ANA=が優勝し、今大会の日本の金メダル第1号となった。冬季五輪で日本の通算10個目の金メダル。フィギュアでは2006年トリノ五輪女子の荒川静香以来2人目で、男子では初となった。19歳での制覇は、1948年サンモリッツ五輪を18歳で制したリチャード・バットン(米国)に次ぐ史上2番目の若さ。羽生は出身地の仙台市で練習中に東日本大震災に遭い、避難所暮らしも経験した。「元気と勇気をもらった」。震災や原発事故からの復興を目指す本県でも各地でフィギュア男子初の快挙を祝福する声が上がった。
「励みになった」 本県からも祝福
「金メダルは誇り」「被災者の代表として頑張ってくれた」。郡山市の磐梯熱海アイスアリーナでは15日、スケートを楽しむ利用者らから羽生選手の快挙を祝福する声が上がった。
地元のアイスホッケークラブに所属する郡山市の尚志高3年の星佑貴さん(18)は、弟で熱海中1年の翔大君(13)とスケートの練習に訪れた。佑貴さんは「同年代の羽生選手が活躍する姿が励みになった」と笑顔を見せ、翔大君も「すごい。自分も大きな大会に出られるように頑張りたい」と目を輝かせた。また、同市の大槻中1年の佐藤大輝君(13)は「努力したからこその結果で、羽生選手の姿勢を見習いたい」と語った。
(2014年2月16日 福島民友ニュース)
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