記者会見で笑顔を見せる附田（中央）＝リステル

　長野五輪から４大会連続の五輪に挑む附田雄剛（リステル）は２７日、壮行会終了後に記者会見。「練習でやってきたことを本番でできれば、結果は付いてくると信じている」と力強く抱負を語った。

　−４度目の五輪代表に決まったが。
　「僕自身の『やりたい』という気持ちだけでは続けられなかったと思う。アマチュアとしての自分を支えてくれるリステルのサポートがあってこそ。久々に同僚と顔を合わせ『気合いを入れて頑張らないと』という気持ちになった」
　−現在の調子は。
　「シーズン当初は非常にいい状態だったが、左かかとを痛めた影響で、ここ数戦のＷ杯には不満がある。ただ、シーズン前は恵まれた状態でゆとりがありすぎ、逆に不安だった。最終合宿ではターンとエアへのアプローチに徹底的に取り組むつもり。逆に集中力が高まり、いい方向に持っていけるのではないか」
　−五輪への抱負、そして応援する県民にメッセージを。
　「高野ヘッドコーチ、元世界チャンピオンのヤンネ・ラハテラコーチのもと、やってきた練習は間違っていない。やってきたことを本番でできれば、必ず結果は付いてくると信じている。五輪の後は猪苗代でＷ杯もある。上村愛子選手も来るので、ぜひ見に来てください」
（２０１０年１月２８日　福島民友ニュース）