日本代表の４選手に大きな声援を送る町民ら＝猪苗代町体験交流館

　上村愛子選手が２冠を達成した昨年のフリースタイルスキー世界選手権の開催地、猪苗代町では１４日、モーグル競技のテレビ中継を大型スクリーンで観戦するイベントが開かれ、町民ら約１８０人が上村選手ら日本代表４選手の勇姿に大きな声援を送った。
　メダルが期待される上村選手がスクリーンに映し出されると、会場となった町体験交流館内には「頑張れ」と割れんばかりの歓声が響いた。
　上村選手は会心の滑りを見せたが、後続選手の得点が上村選手を上回りメダル圏外となると観客からは、ため息がもれた。
　昨年の世界選手権にも応援に行った会津坂下町の保育士相良めぐみさん（２４）は「表彰台には上れなかったが、次のオリンピックを目指して頑張ってほしい」と熱いエールを送った。
（２０１０年２月１５日　福島民友ニュース）