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遠藤選手両親 快挙「信じられない」

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遠藤選手の7位入賞を報じるニュースに笑顔を見せる省吾さん(右)と由喜子さん
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「自分の子どもじゃないみたい。信じられない」。猪苗代町で経営するペンションでテレビ観戦した遠藤選手の父省吾さん(52)、母由喜子さん(51)は、男子モーグル日本人初となる7位入賞を成し遂げた息子の快挙に驚きの表情を見せた。
予選のスタート直前、遠藤選手はヤンネ・ラハテラコーチに背中をさすられた。「テレビを通してでも緊張が伝わった」と由喜子さん。省吾さんは「とにかく滑り通してくれることだけを願っていた」という。決勝終了直後、遠藤選手本人から電話で報告を受けた両親は「好きなことをやって結果を出せた。とても幸せな子だと思う」とわが子をたたえた。
4歳で千葉県から猪苗代に移り住んだ遠藤選手は小学6年の時、第1期生としてリステルジュニアに入り、モーグルを始めた。当時から遠藤選手を知る事務局の服部界さん(34)は「練習で身に付けたものを全部出してくれた」と手放しで喜んだ。遠藤選手がリステルジュニアに入部する際、当時すでに五輪に出場していた附田選手のパネルが掲げられていたという。「小さいころは附田さんを目標にしていた。今度は目標にされるように頑張ってほしい」と由喜子さん。猪苗代からの五輪選手誕生を目指して創設しただけに鈴木長治リステルグループ相談役も「夢をかなえてくれた。後輩の励みにもなる」と1期生の活躍に拍手を送った。
リステルジュニアには「五輪のメダリストを誕生させる」という次の夢がある。19歳の遠藤選手に「まだまだチャンスはある。必ず『金』を取ってくれるはず」と期待を寄せる鈴木相談役。遠藤選手も「(4年後の)ソチで『金』」を目標に掲げている。
(2010年2月16日 福島民友ニュース)
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