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連続入賞「頑張った」 穂積選手に祖母らねぎらいの声

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力走する穂積選手に声援を送る祖母の美さん(前列右側)
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バンクーバー冬季五輪の女子スピードスケート5000メートルが行われた25日、3000メートルに続いて2レース目の登場となった穂積雅子選手(福島市生まれ、ダイチ)を応援しようと、父方の祖母で白河市表郷の穂積美(よし)さん宅には、早朝から地域の住民らが集まり、穂積選手の活躍を祈った。また、福島市に住む母方の祖父高橋初目さん(79)は親族とともに事前にバンクーバー入りし、スタンドから声援を送った。メダルを狙っていただけに、7位入賞にも険しい表情を見せた穂積選手だったが、美さんらからは「よく頑張った」と、ねぎらいの声が送られた。
美さん宅には「世界にはばたけ 穂積雅子 2010バンクーバー冬季五輪」と書かれた横断幕が掲げられた。集まった約20人の住民らは、日の丸を手に穂積選手の勇姿をテレビ観戦。疲れ切った表情で穂積選手がフィニッシュすると、美さんは「お疲れさま。よく頑張った」と、感極まった様子で口元を手で押さえた。
日本人最高の7位入賞に美さんは「ほっとした」とひと言。集まった人たちも「よかったね」と穂積選手をたたえた。次回出場予定の団体追い抜きでは、メダルの期待がかかるだけに、美さんは「ほかの国も強いけど、決勝まで残ってもらいたい」と思いを託した。
スタンドに陣取った初目さんたちは、昨年末の代表選考会にも持参した「風より速く」の横断幕を掲げて声援を送った。初目さん方では、穂積選手の伯父の妻高橋紀美子さんがテレビを見ながら応援。「よく頑張った」と、7位入賞の活躍を喜んだ。
(2010年2月26日 福島民友ニュース)
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