女子スノーボード・鬼塚雅選手「平昌五輪代表」 福島県関係初
全日本スキー連盟は22日、平昌冬季五輪代表選手のうち12人を発表、本県関係でスノーボード女子の鬼塚雅(星野リゾート)がスロープスタイルとビッグエアで代表に選ばれた。本県関係選手の平昌五輪代表決定は鬼塚が初めて。
19歳の鬼塚は2015年のスノーボード世界選手権スロープスタイルで史上最年少優勝。幼少期はアルツ磐梯(磐梯町)と猫魔スキー場(北塩原村)を練習拠点にしていた。
このほかスノーボードの男子ハーフパイプ(HP)で前回ソチ五輪銀メダルの平野歩夢(木下グループ)、女子パラレル大回転でソチ2位の竹内智香(広島ガス)、フリースタイルの女子HPで前回銅メダルの小野塚彩那(石打丸山ク)らが選ばれた。
「実力出せるようサポート」
鬼塚の五輪代表内定の知らせを受け、所属する星野リゾートが運営する県内スキー場からは期待の声が上がった。
磐梯町のアルツ磐梯と北塩原村の猫魔スキー場の八木貴博総支配人(44)は「W杯で結果を出して選ばれてよかった。五輪本番で実力を発揮できるよう、練習面でしっかりサポートしていきたい」と話した。同社は、両スキー場のうち、雪の状態の良好な方に世界大会レベルのジャンプ台を設置し、1月中旬以降の鬼塚の国内練習拠点とする。
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