『福島発』鬼塚選手応援 星野リゾート代表、平昌へ専用パーク

 
鬼塚選手を「福島から羽ばたく選手として支えたい」と話す星野代表

 磐梯町のアルツ磐梯と北塩原村の猫魔スキー場を運営する星野リゾートの星野佳路代表は23日、同社と所属契約し平昌(ピョンチャン)冬季五輪出場が内定した鬼塚雅選手(19)について「アルツ磐梯でスノーボードを学んだ、福島発の、福島から世界に羽ばたいた選手として後押しする」と話した。同スキー場の営業開始の記者会見で表明した。

 鬼塚選手は5歳から、毎年熊本県から同スキー場のスノーボードキッズスクールに通い、世界で活躍する選手に成長した。7月には鬼塚選手の申し入れで同社と所属契約。鬼塚選手は22日にスロープスタイルとビッグエアの平昌五輪代表に選ばれた。星野代表は平昌五輪に向けて「彼女が力を発揮できるように、専用のパークを設置する」と練習環境の整備を約束した。

 また星野代表は、平昌から北京へとアジアで冬季五輪が続くことから「ウインタースポーツの人口はこれから4年で激増する。日本一のパークを整備して、福島で雪を楽しんでもらえるチャンスをつくっていきたい」とインバウンド(訪日外国人旅行)誘客を視野に新たな展望を語った。

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