遠藤尚選手、決勝2回目敗退後語る 「やれること全部やれた」

 

 遠藤尚は決勝2回目敗退後、報道陣の取材に今季限りでの現役引退の考えは変わらないと改めて語った。遠藤らトップ選手が出場するワールドカップは今季残り4戦で3月まで行われる。

 ―途中棄権という結果となった。
 「すごく悔しいけど、やれることは全部やれた。(転倒した決勝の2回目は)1回目と同様、もう1段階(ギアを)上げてアタックする作戦だった。うまくジャンプは跳べたが、着地で失敗した。攻めようとした結果、起きたミス」

 ―予選後、右肩を気にしていた。
 「コーストレーニングからコブの大きさにやられて苦労した面もあって、思うようにいかないことは多かった。痛みはあったが滑りには影響してない」

 ―引退の気持ちは変わらないか。
 「この日のためにやってきた。立て直すということはもちろんないし、そうならないようにやってきた。自分に次の可能性を一切感じない」

 ―若い選手へ。
 「堀島(行真)、原(大智)も立派な滑りをしている。自分が言うことは何もない。強い日本チームを誰かがけん引していってほしい」

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