遠藤尚選手の両親...「お疲れさま」 地元からも感謝とねぎらい
遠藤尚選手の両親で、猪苗代町でペンション「見鳥」を経営する父省吾さん(60)、母由喜子さん(59)と長男零始(れいじ)さん(33)、所属会社忍建設(宮城)の中村忍社長(50)は立ち見席の最前列で遠藤選手に声援を送った。
試合後、応援席まで駆け付け「本当に疲れた」と漏らす遠藤選手に、省吾さんは「お疲れさま」とひと言。由喜子さんはがっちり握手を交わした。中村社長は決勝1回目でトップに立った滑り、途中棄権の2回目どちらも「あれが全力アタック。いい夢が見られた」と話した。
地元も見守る「ありがとう」
12日夜、町体験交流館学びいなで開かれた遠藤選手の応援会には町民有志の後援会や母校猪苗代高の同級生、後輩らが集まった。遠藤選手を小学生時代から見守り、遠征費を一緒に集めるなど支援を続けてきた地元後援会長の笠間義幸さん(55)は「尚は競技をする子どもたちの憧れの選手になった。胸を張って帰ってきてほしい。お疲れさまと伝えたい」と遠藤選手をねぎらった。
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