男子スノボ・平野歩夢「金」へ挑む ハーフパイプ2月11日決勝

 

 北京冬季五輪・スノーボードの男子ハーフパイプ決勝は11日行われ、本県ゆかりで予選1位の平野歩夢(TOKIOインカラミ)が登場する。決勝では予選で温存した高難易度技への挑戦も示唆しており、初の金メダルへの期待がかかる。

 平野歩は、9日の予選で2回目に斜め軸で縦2回転、横4回転する「ダブルコーク1440」を連続成功させるなど、高難易度の構成で93.25点の高得点をたたき出し、トップに立った。

 決勝の滑走順も全員の得点を見た上で構成を考えることができる最終滑走となり、これで予選よりさらに縦回転を一つ増やした大技「トリプルコーク1440」やさらなる新技にも挑戦できる条件は整った。

 五輪3大会金メダルのショーン・ホワイト(米国)ら海外のライバルひしめく決勝でこれらの大技を成功できれば、悲願の頂点も大きく近づきそうだ。

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