北京パラに藤原が初陣、無念の転倒 男子スーパー大回転座位

【男子スーパー大回転座位】滑走する藤原哲。途中棄権した(共同)
北京冬季パラリンピック第3日(6日)はアルペンスキーのスーパー大回転が行われ、男子座位では県勢の藤原哲(コロンビアスポーツウェアジャパン、天栄村)は途中棄権だった。
初出場の藤原は途中棄権が相次ぐ難コースで滑走途中に転倒し、ほろ苦いパラリンピックデビューとなった。
「緊張すると思うが、経験を重ねながら入賞を目指したい」と臨んだ舞台。最終滑走者として登場したが、コース中盤の斜面の変化に対応できず、コースを大きく外れて途中棄権した。
藤原は、パラ本番に向けて金山町のフェアリーランドかねやまスキー場などで練習を積んできた。同スキー場の安全統括管理者を務める栗城庄市さん(65)は、残り3種目に出場する藤原に「金山で練習した選手がこの舞台に立ったことだけでもうれしい。よく頑張った。次は完走を目指してほしい」とエールを送った。
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