原田8位入賞、前日の悔しさ晴らす 北京パラ、女子回転座位

 
女子回転座位の競技を終え、笑顔の原田紀香(共同)

 北京冬季パラリンピック第9日は12日、アルペンスキー女子最終種目の回転が行われ、福島県勢で県障害者スキー協会に所属する原田紀香(セールスフォース・ジャパン)は8位に入賞した。

 回転女子座位の原田紀香は2種目目で初めて完走し8位に入賞、途中棄権となった前日の悔しさを晴らした。滑走を終えると「ゴールしたかったのでほっとしている」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 1種目目の大回転は1回目で転倒し、2回目に進めなかった。しかし、より滑走の技術が試されるこの日の回転では、急斜面が続く中盤に体勢を崩す場面もあったが持ち直し、2回の滑りをまとめた。

 39歳で臨んだ初のパラリンピック。「年齢的に遅咲きの出場になってしまった」というが、「もっとレベルアップして今後につなげたい」と更なる成長を誓った。

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