リステルグループは１６日、北京冬季五輪のフリースタイルスキー女子モーグルに出場した星野純子（リステル、猪苗代町）に対し、五輪での健闘をたたえるオリジナルのメダルを贈った。

　８年ぶり２度目の出場となった今大会は、予選６位で初めて決勝の舞台に立った。決勝は１回目の滑走が１３位で、上位１２人が進むことができる２回目にはわずかに及ばなかった。星野は、１９日から開かれる全日本選手権を最後に現役を引退する。

　贈呈式は猪苗代町のホテルリステル猪苗代で行われ、グループの鈴木裕久社長が「並々ならぬ努力と限界まで力を出し切る姿に感動した。金メダルに値する活躍をしてくれた」と述べ、クリスタルと純金で制作したオリジナルの記念メダルを手渡した。星野は「成績が思うように出ない時も会社の支えで頑張ることができた」と感謝の言葉を述べた。