センバツ21世紀枠推薦、只見高に表彰状 福島県高野連

 
松浦会長(右から2人目)から表彰状を受けた吉津主将(同3人目)ら

 福島県高校野球連盟は26日、来春の第94回選抜高校野球大会の21世紀枠県候補校として推薦した只見高に日本高野連表彰状を伝達した。

 同日、同校で伝達式が行われた。松浦冬樹県高野連会長が吉津塁主将(2年)に表彰状を手渡した。長谷川清之監督や部員らが同席した。吉津主将は「町民や野球関係者の支えがあっての推薦。県代表として責任を感じる。全国で戦える体づくりや練習に取り組みたい」と意気込みを語った。

 只見は豪雪地帯にあり、冬は雪の影響でグラウンドでの練習ができなくなる。少ない部員で練習を工夫し、体育館などを活用しながらそのハンディを乗り越えている。秋季県大会では、3回戦で昨秋4強の相馬東に延長11回サヨナラ勝ちするなど秋初の8強入りを果たした。

 東北地区の高野連が12月10日、各県の候補校の中から東北推薦校1校を選出する。選考委員会が来年1月28日、全国9地区の推薦校9校から出場校3校を決定する。

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