チーム力、底上げ図る 東日大昌平高・伊藤博康監督
いわき市の東日大昌平高硬式野球部の新監督にプロ野球の巨人やダイエー(現ソフトバンク)で活躍した相馬市出身の伊藤博康氏(46)=学法石川高、東北福祉大卒=が1日、就任した。伊藤博康監督は同日、福島民友新聞社の取材に応じ、高校野球の監督として再びユニホームを着た心境を語った。
―就任初日の感想は。
「自分が求められているのであれば、もう一度野球がしたかった。一生懸命頑張っている生徒たちと共に、一緒に頑張りたい」
―学生時代の同級生には阪神の金本知憲監督らがいる。
「幸いにも大学の同級生をはじめ、先輩、後輩らがプロ野球選手や全国で活躍する高校野球の監督をしている。甲子園常連校との練習試合や効率的な練習法などを取り入れていきたい」
―今後の生活は。
「石川町に住んでいたが、いわき市にある学校の寮に入り、生徒たちと一緒に生活する。まずは野球だけでなく、礼儀などの人づくりから。結束力を強め、チーム力の底上げを図っていきたい」
◆いとう・ひろやす 学法石川高の中堅手で1986(昭和61)年夏と87年春に甲子園出場。東北福祉大4年の91年、主将として同大初の大学日本一に貢献。同年にドラフト4位で巨人に入団。96年にダイエーに移籍し、97年に引退した。大学時代の同級生には阪神の金本知憲監督や日米で活躍した斎藤隆元投手らがいる。
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