学法石川野球部『佐々木体制』始動 監督着任、勝てるチームへ

 
部員らに語り掛ける佐々木新監督

 学法石川高野球部の佐々木順一朗新監督が9日着任し、来夏へ向けた「佐々木体制」が始動した。石川町の同部屋内練習場で初ミーティングを行い、部員らに日常生活や野球に取り組む姿勢などを語り掛けた。

 佐々木監督は、仙台育英高監督として甲子園に何度も出場した自身の経験を踏まえながら、「目標に向かって逆算し自分で計画を立て実行できるようになってほしい」と選手に呼び掛けた。また、「人やチームを救おうと思ったらまずスキルを高めなければならない。次は冷静な状況判断。そして一番大事なのが気持ち。学校生活などで苦労しながら助け合って学び、101回目となる来年の夏の大会に向かっていこう」などと述べた。

 佐々木監督の就任を受け、同部の桑山武冴志主将(2年)は「1人1人が人間として成長し、勝てるチームになりたい」と話した。

 佐々木監督は宮城県出身。仙台育英高監督として甲子園に夏13度、春6度出場し、2001年春と15年夏には準優勝。

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