磐城高野球部にエール 早大・小宮山監督ら訪問、守備など指導

 
エールを送る小宮山監督(右)

 プロ野球ロッテ、米大リーグのメッツでプレーした早稲田大野球部の小宮山悟監督や選手は21日、いわき市の磐城高を訪れた。選手らは来春の選抜高校野球大会の21世紀枠東北地区候補校に選出された同校野球部を指導。小宮山監督は「甲子園に行くことになれば、選手の教えを生かして暴れてほしい」とエールを送った。

 早大は東日本大震災後、被災地の球児たちに勇気と希望を届けようと、東北復興支援野球交流活動を行っている。同校への指導は3年連続で、部員約20人が参加。同校OBで元主将の折内健太郎内野手(1年)ら3人が守備などについて丁寧に教えた。

 小宮山監督からは「期待している」との言葉もあり、部員たちは真剣な表情で練習に臨んでいた。交流活動は22日も行われた。

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