聖光学院サヨナラ!決勝へ進出 東北高校野球、鶴岡東に2-1

 
【鶴岡東―聖光学院】9回裏聖光学院1死満塁、内山の勝ち越し打でサヨナラ勝ちを決め、喜ぶ聖光学院ナイン=宮城県・石巻市民球場
準決勝
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鶴岡東
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聖光学院
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 東北6県の高校野球独自大会優勝校による東北大会は第2日の10日、宮城・石巻市民球場で準決勝と前日雨天ノーゲームとなった1回戦の計2試合が行われた。準決勝から登場した県代表の聖光学院は鶴岡東(山形)に2―1でサヨナラ勝ちし、決勝進出を決めた。決勝は大会第4日の12日に同球場で行われる。聖光学院は明桜(秋田)―仙台育英(宮城)の勝者と戦う。午後2時開始予定。

 聖光学院は初回、四球と連打で1点を先制された。打線は6回まで散発2安打に抑え込まれたが、7回に先頭の坂本寅泰が中前打で出塁、畠中子龍が内野安打でしぶとくつないだ。続く小野大輔の犠打で1死二、三塁と好機を広げ、代打の星匠が犠飛を決め試合を振り出しに戻した。

 初回以降、走者を出しながらも粘投を続けてきたエース舘池亮佑が9回表を3人で仕留めると、畠中、小野の連打と相手守備の乱れから1死一、三塁とサヨナラの好機が巡ってきた。

 星に再び打席が回ってきたが、鶴岡東が申告敬遠を選択して1死満塁となり、主将の内山連希が打席に立った。内山は4球目の直球を鋭く振り抜き、打球は二遊間を抜けるサヨナラ打となった。

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