母校の安達高野球部、一致団結し支援強化へ OB会組織再整備

 

 安達高野球部OB会は、組織を再整備し、部員不足に陥る母校野球部の支援を強化する。二本松市の二本松福祉センターで6月25日に総会を開き、会長に穂積彦三さん(1964年卒)を再任するなど役員改選を行い、体制を整えた。

 81年の発足以来、母校の野球部を支援してきたが、近年は活動が停滞、総会も開けない状態だった。一方、野球部は少子化で部員が減り、存続が危ぶまれる状況で、会員にOB会の活性化を求める機運が高まった。

 穂積会長は総会で「子どもたちは見守られているとしっかり部活動に取り組む。学校から信頼されるOB会となり、一致団結して後輩を支援していこう」とあいさつ。議事で会則の改正や本年度の事業計画などを決めた。

 事業計画には野球部支援のほか、会員名簿の整備や役員会の定期開催を明記した。また一部の会員が取り組むマスターズ甲子園について、会を挙げて支援することを盛り込んだ。

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