聖光学院、県勢59年ぶり決勝 国体高校野球、5日・大阪桐蔭戦

 
【聖光学院―国学院栃木】6回裏聖光学院2死二塁、適時打を放つ三好元気=宇都宮清原球場

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」は3日、宇都宮市の宇都宮清原球場で高校野球硬式の準決勝2試合が行われ、第1試合で聖光学院が国学院栃木(栃木)を3―0で破り、初の決勝に進んだ。県勢の決勝進出は1963(昭和38)年の磐城以来59年ぶり。

 聖光学院は3回1死一、二塁から高中一樹(2年)の適時打で先制。6回に三好元気(同)の適時打で1点を加えると、7回にも追加点を奪い、リードを広げた。投げては小林剛介(3年)が緩急をつけた打たせて取る投球で相手打線を4安打に抑え、公式戦初完封を飾った。

 第2試合は、大阪桐蔭(大阪)が3―1で下関国際(山口)を下した。

 聖光学院―大阪桐蔭の決勝は5日午前10時から、同球場で行われる。聖光学院は県勢初の「日本一」に挑む。

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