「夏の高校野球福島大会」開幕 86校78チーム『熱闘』スタート

夏の甲子園出場を懸けた第98回全国高校野球選手権福島大会が8日、郡山市の開成山球場で開幕した。今大会が休校前の最後の出場となる双葉が新地、相馬農と3校で組んだ連合チームなど86校78チームが出場、熱い戦いを繰り広げる。
開会式では、10年連続の甲子園出場を目指す聖光学院を先頭に各校のナインが堂々と行進、若松商の五十嵐啓翔(ひろと)主将(3年)が選手宣誓した。開幕戦の1回戦第1試合は安積が葵を6―0で下し、2回戦に駒を進めた。
日程は前期が8~12日、後期が16~24日(移動日などを含む)。同球場をメインに県内6球場で行われる。9日は1、2回戦13試合が予定されている。
郡山で開会式、若松商・五十嵐主将が力強く「選手宣誓」
第98回全国高校野球選手権福島大会の開会式では、若松商の五十嵐啓翔(ひろと)主将(3年)が「福島を最高に熱い夏にします」と力強く選手宣誓し、健闘を誓った。
開会式で参加86校がそれぞれ校旗を掲げ1カ所に集合。校旗の前で選手宣誓した五十嵐さんは「自分の思いと、78チームの思いを乗せて宣誓することができた」と充実した表情を浮かべた。宣誓の言葉には、「見ている人が元気をもらうような大会にしたい」と監督やチームメート、担任の先生と話し合い「熱い夏」との言葉を盛り込んだという。
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