東日大昌平・近藤「次は足でも好機を」 流れ呼ぶ２安打２打点
【東日大昌平―尚志】４回表東日大昌平１死二、三塁、この日２本目の適時打を放つ近藤＝いわきグリーンスタジアム
好機を得点につなげた東日大昌平が尚志を５―０で下した。東日大昌平は初回２死二塁から、水戸部の適時打で先制。２回に１点、４回にも２点を加えるなど、序盤から試合の主導権を握った。尚志は９回２死満塁の好機で、あと１本が出なかった。
東日大昌平の近藤海斗（３年）が２安打２打点の活躍でチームを勢いづけた。「初回の凡退からうまく修正できた」と振り返った。
１番打者として好機を演出する打撃を心掛ける近藤だが、初回の１打席目は焦りから思うようなスイングができず凡退。反省を生かして２打席目以降は球の内側を強くたたく打撃を意識、２回と４回の好機ではいずれも速球に力負けせず、はじき返した。
巧みなミート力に加え、５０メートル５秒９とチーム一の走力も併せ持つ。「次は足でも好機を広げたい」と意欲を見せた。
