夏の福島大会「代替」7、8月開催 無観客のトーナメント想定

 

 県高野連は29日、福島市で理事会を開き、中止となる今夏の全国高校野球選手権大会と出場権を懸けた地方大会「福島大会」の代替大会について、7、8月に開くことを決めた。3年生の進路を考慮して記録の残る公式戦とする。6月12日の理事会で詳細を固め、同23日の運営委員会で開催要項を発表する。

 県高野連は新型コロナウイルス感染拡大の影響で夏の甲子園大会が中止になったことを受け、独自の代替大会の開催を検討していた。開催に当たっては日本高野連が定めた指針を参考に、感染症対策を徹底する。

 開成山など会場候補

 7月18日の開幕を目標に8月10日までの間、トーナメント方式で無観客での開催を想定している。3年生以外の部員の出場や予選を含む大会形式などは今後協議する。球場については福島大会のために確保しているヨーク開成山スタジアム(郡山市)や白河グリーンスタジアム(白河市)など5球場と、東京五輪の延期で空いたあづま球場(福島市)などが候補に挙がっている。

 高校の部活動を巡っては、県教委が県立学校に6月8日をめどとする再開と、同13日以降の練習試合の実施などを認めている。これを踏まえ、県高野連は選手のけが防止の観点から、1カ月程度の練習期間が必要と判断。さらに学業を優先するため7月は土、日曜日や祝日に行い、8月は平日も日程に加える。

 県高野連の小針淳理事長(59)は「現段階では100%開催できるとは言えないが、開催に向けて準備を進める責任がある。夏の甲子園大会や福島大会の中止を受け止めている生徒たちのためにも(開催へ)努力したい」と話した。

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