「夏季高校野球」7月18日開幕が正式決定 連合は5チーム出場

 

 県高野連は23日、郡山市で第1回運営委員会を開き、夏の甲子園大会福島大会の代替大会となる「福島2020夏季高校野球大会」を、7月18日から開催すると正式決定した。一般の観客の入場を認めない無観客開催とするが、保護者や控え選手は制限付きで入場を認める。

 「福島南・川俣・梁川」「小野・長沼・塙工」「猪苗代・大沼・坂下・田島」「福島高専・好間・四倉」「相馬農・新地」の5チームが連合チームとして出場することを届け出た。このため81校71チームがトーナメントで頂点を争うことになる。7月1日に組み合わせ抽選会を開く。

 感染症拡大を防ぐため特別ルールを採用する。1チームの選手登録は20人とするが、3年生に限り21人目以降も選手として登録が可能で、試合ごとに選手の入れ替えができる。試合時間短縮のため、投手の球数制限や十回からのタイブレーク制度を導入する。保護者は1家族2人までで、大会2週間前から検温し、同意書を提出した上で入場できる。

 代替大会は県高野連の主催、日本高野連、朝日新聞社、県、県教委、県野球連盟などの後援。ヨーク開成山スタジアム(郡山市)をメイン球場に県内6球場で行われる。

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