いきなりの激突!初戦・聖光学院vs日大東北 夏季高校野球福島

 

 県高野連は1日、夏の甲子園大会福島大会の代替大会となる「福島2020夏季高校野球大会」の組み合わせ抽選会を郡山市で開いた。

 13連覇中の聖光学院と日大東北との対戦が決まると、抽選会場に大きなざわめきが起こった。昨年夏の決勝で激突した両校が初戦で対戦する。

 昨年夏の決勝では聖光学院が2―0で日大東北を退けた。抽選のくじを引いた聖光学院の横山博英部長は「何度も戦っているので縁があるなと思うしかない」と苦笑いを浮かべ、「残りの期間でどう仕上げるかが大事」と気を引き締めた。

 同じくくじを引いた日大東北の中村猛安部長は「相手にとって不足はない」と雪辱を誓った。

 各チームの監督や部長は対戦相手が決まり、気持ちを大会モードに切り替えた。昨年秋の県王者で第1シード学法福島の藤森孝広監督は「待ちに待った大会。わくわくしている」と声を弾ませた。第2シード磐城の渡辺純監督は「選手も今大会を優勝するんだという強い気持ちで練習に臨んでいる」と闘志を燃やす。

 好投手擁する第3シード福島成蹊の金子淳監督は「対戦相手が決まりやることが明確になった」と話した。第4シード東日大昌平の伊藤博康監督は「気が抜けない」と意気込んだ。

 【 組み合わせ 】福島2020夏季高校野球大会(代替大会)

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

全国高校選抜バド、ふたば未来男子V 女子は準々決勝敗退