「福島2020夏季高校野球」開幕 光南、秋王者・学法福島破る

 
【学法福島―光南】3回裏光南2死満塁、2点適時打を放つ佐藤。投手辻垣=あづま球場

 県内5球場で18日に開幕した福島2020夏季高校野球大会第1日。10試合が行われた1、2回戦では、第1シード学法福島が光南に0―2で敗れ、初戦で姿を消した。勿来工は帝京安積に9―0の7回コールド勝ちで2回戦に進出した。第2日の19日は、県内5球場で1、2回戦10試合が行われる。

 光南・佐藤、好リードと決勝打

 今大会注目の左腕対決は、光南の捕手佐藤寿樹(3年)の一打で勝負が決まった。昨年からバッテリーを組むエース国井飛河(3年)をリード面でも引っ張り、第1シードの昨年秋の県王者を退けた。

 チャンスは序盤にきた。三回2死満塁で迎えた第2打席。狙っていた高めに来た変化球を見逃さなかった。右前にはじき返し、貴重な決勝点を奪った。「少ないチャンスをどういかせるかと思っていた」。この回だけで30球以上を投じ、制球に苦しむ学法福島のエース辻垣高良(3年)の出鼻をくじいた。

 リードでも献身が光った。ボール先行になると、エース国井が立つマウンドに駆け寄った。「気持ちを抑えろ。リラックスだ」とエースの気負いを感じ取っての対応だった。

 初回で緊張する中、うまく間を取り、国井は見逃し三振で切り抜けた。続く打者も三振に仕留めた。最速130キロ台の直球に、チェンジアップを交ぜて冷静にリードした。

 2006(平成18)年以来の甲子園を目指した今年の夏だったが、チームの目標は「県制覇」に変わった。大一番を制し、優勝候補に名乗りを挙げた。

 【7月18日の試合結果】福島2020夏季高校野球大会・第1日

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