聖光学院打線『要』の2年生・坂本躍動!いわき光洋をコールド

 
【いわき光洋―聖光学院】3安打5打点をマークした聖光学院の坂本=あづま球場

 着実に得点した聖光学院がコールド勝ちした。相手投手の投球を見極め、7四死球に乗じて得点を重ね、優位に立った。4回は坂本、畠中、小林の連続適時打で4点を追加し、突き放した。いわき光洋は2安打に封じられた。

 聖光学院の3番坂本寅泰(2年)は3安打5打点で打線をリードした。メンバー唯一の2年生である坂本は「潔くバットが振れた」と納得の表情を見せ、武器とする打撃でアピールした。

 初回に適時打で先取点をもたらすと、無死満塁で迎えた4回は直球をセンター方向に鮮やかに打ち返した。いわき松風クラブから入学した坂本。1年生から聖光学院Bチームの中軸に起用され、非凡な打撃センスを発揮してきた。

 「3年生から『思い切りやってこい』と言ってもらえた。3年生と一緒に戦える感謝しかない」。坂本はベンチ入りできない3年生の思いを背負い、次戦も打席に立つ。

 【7月26日の試合結果】福島2020夏季高校野球大会・第6日

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

いわきFC、真っ向勝負も敗退 J1新潟に健闘、ルヴァン杯サッカー